98年7月

7/01/98 (水)

朝、会社に出社する前に、昨晩作成した原稿を株式会社カルチにお持ちした。既に福住さんと担当の酒井さんが出社されていた。実際に原稿を見ていただき、2-3点程原稿の修正を行った。早速本日から製作に入るとの事。

写真展は過去3回行っているが、自費出版を含めて写真集は今まで作った事がない。 写真集を作るのは写真を始めた時からのもう一つの夢だった。 今回、思いもかけずもう一つの夢も実現できる。福住さんに感謝。


7/05/98 (日)

インターネット企画の説明用ボードを作った。以下のような内容だ。

--------<以下、説明用ボードからの引用>----------

インターネットで写真を発表していると、世界中からメールで感想をいただきます。ここでは昨年9月末から今年6月末までの9ヶ月間にいただいたメールの一部をご紹介します。総数138通、うち国内73通、海外65通。同じ9ヶ月間のホームページ訪問者総数は32,000人でした。これだけ多くの方々に個人のアマチュアカメラマンの作品を見ていただけるのは、インターネットならではです。メールを下さった皆様、ありがとうございました。

ところで、反射光により色を発するプリントと、それ自体が点光源として色を持つディスプレイ上の画像とでは、色の性質が全く異なります。ディスプレイ上の画像はより鮮やかに映えて見えます。一方、丁寧にプリントされた写真作品は情報量も多く、美しさやディテール表現の深さは非常に味わい深いものです。同じ写真作品がプリントとディスプレイでどのように違って見えるか、是非ご体験下さい。

--------<以上、説明用ボードからの引用>----------

また、今までインターネット経由でいただいた感想のうち、特に写真展会場で展示しても問題がないと思われるものを選び印刷した。合計31ページになった。現在、WWWとメールシステムのおかげで、ネットワークで写真を楽しむ環境が整っている。この楽しさを是非写真展会場で紹介したい。

残る作業は以下の通りだ。

  • 作品、説明ボード、他の会場への搬送
  • インターネット接続パソコンの設定
  • オープニングパーティの準備

現時点までに必要な写真展の準備は全て完了した。
あとは、再来週末までに会社で残っている仕事を全てやり終えれば、写真展開催だ。


7/07/98 (火)

前日、福住さんがわざわざ会社まで校正用のコピーを持ってきて下さった。原稿をお渡ししてから1週間も経過していないが、この間に40点の写真のレタッチングとレイアウトを完了されたことになる。作業がとても早い。数箇所の校正個所をメールでお送りする。

白黒コピーとは言え校正用コピーを眺めてみると写真集の出来上がりイメージをかなりの程度確認できる。各ページの写真の下には写真展で使用するキャプションと同じ内容の説明を掲載しているが、写真集として改めて見ると、各ページに写真のみを掲載する場合と比べ、写真とキャプションが組み合わせる事により、メッセージをさらに昇華して伝えることが出来たように感じる。 今から出来上がりが楽しみだ。


7/19/98 (日)

一昨日、写真展前の勤務先の仕事が一通り終った。写真展に向かって鋭気を養うために、昨日は何もせず一日中休みを取って疲れを取った。今日は朝から元気一杯。

会場への搬入は宅配便にお願いする事にした。搬入物は大き目のダンボール箱4つ。それぞれに作品が10点入っており、4つのうち1つのダンボール箱は横幅がやや大き目になっていてキャプション・説明用ボード・ポストカード他も入れられるようになっている。それぞれのダンボール箱の3辺の合計は約140cmで重さは約20Kg、東京まで送った場合の料金はダンボール箱一つ当り約1,600円で、合計6,500円程になる。自分で車に載せ、渋谷まで運転し、駐車料金を払って会場まで運び、帰ってくる手間を考えると、まぁ、ある程度納得できる値段ではある。宅配便のオフィスに電話し、写真展セットアップの前日に会場に到着させるために、明日の午前中に荷物を取りに来ていただくようにお願いした。

搬入物を改めてチェックする。

  • マット加工した作品を装丁した額・40点。額と額のケースに作品番号を振ってある。 会場でのレイアウト図上には作品番号も振ってあるので、これとチェックすることですぐに飾り付けができるようになっている。前回の写真展では、この方法により予め準備しておいた事で、飾り付けが非常に短時間で完了した。
  • それぞれの作品のキャプション。これにも作品番号を振ってある。また会場ですぐに飾り付けができるように、キャプションの裏面には両面テープを貼っておいた。
  • 説明ボード。写真展全体を説明したA2サイズのものと、インターネットのコーナーを説明したA4サイズの2種類。
  • 過去、各種パブリシティで掲載していただいた私の写真展記事のファイル。
  • 月刊ハーブ5月号、CAPA 7月号と、フォトコンテスト8月号。これら3誌では私の写真展のことを掲載していただいている。
  • ポストカード。前回の写真展の時に製作した東京湾岸のポストカード12点セットと、今回出展する作品の中で以前製作しておいた2点。
  • インターネットのコーナーに掲載するメールのプリントアウト31枚。これもすぐに飾り付けできるように、裏面には両面テープを貼っておいた。
  • 会場に置いておくための撮影旅行記のプリントアウト(カラー)
  • 写真展案内状を作成する際に一緒に作っておいた名刺200点
  • 六切にプリントした前回と前々回の写真展作品25点
  • BGM用のCD 6枚
  • ハンズで買っておいた来賓記名帳2冊。
  • 記名用ボールペン3本。

また、以下のものは準備当日持っていく予定だ。

  • パソコン一式。IBM ThinkPad 535に予め私のHPの最新のファイルを入れておいたもの。及び電源とディスケットドライブ。株式会社ピープルワールドの丸山さんによると、PHSのセットアップは23日になりそうだとのこと。取り敢えず22日のオープニングパーティではハードディスク上のファイルで見ていただく事になる。尚、丸山さんは22日にはディスプレイ、マウス、各種People資料も持ってきて下さる予定だ。
  • オープニングパーティ撮影用カメラ。学生時代の同期の皆川さんに私のEOS1nRSでの撮影をお願いしている。また、今回の写真展用に1年ぶりに新しいカメラ(リコーGR1s)を購入してしまった。しばらくカメラ機材購入は自粛していたのだが、1年ぶりに禁を破ってしまったことになる。
  • オープニングパーティ当日のお泊りセット。当日、ドイの近くの東急インに泊る事にした。これで心置きなく飲める(?)
後は青野さんとオープニングパーティの打ち合わせをすれば、オープニングパーティ当日の作業を残すのみだ。

7/21/98 (火)

いよいよ明日、写真展飾り付けの後とオープニングパーティから写真展が始まる。昨日の朝、宅配便で作品及び必要な荷物は会場に送り出した。今日、青野さんに確認したところ、オープニングパーティの仕出しは本来2週間前にお願いしなければならないとのこと。前日にお願いすれば間に合うだろうと思っていた私の大きな間違いだったが、青野さんから仕出し業者の方にお願いして何とか間に合わせていただける事になった。30人分で一人3000円、これは飲み物は含まないのでギャラリー近くの酒屋で別途ビールやジュースを購入する必要がある。ともかく、準備当日前に出来る作業は全て完了した。

日中涼しいこともあって、ここ数日間は毎日のように2時間ほどジョギングをしている。いつものジョギングルートとは違った場所を走ると、「こんな近くにこんな場所があったのか」と驚かされることがある。車で移動しているとなかなか体験できない事だ。今日も新しい発見があった。

今日、「たまには新しいコースを走ってみよう」と普段使っている駅(小田急線・鶴間駅)の先の道を走っていると「泉の森」という看板が見えた。看板の方向に進んでみた。「泉の森」は神奈川県水道局が管理している。名前の由来はここが飲料水の水源になっているためだ。小鳥がさえずり木々の清々しい香りのする森の中をジョギングしていると、清らかな小川があり小さな流れの中で水がこんこんと湧き出していた。 家の近所にこのような場所があるなんて、今まで全く知らなかった。

小川はさらに他の流れと合流し、いくつかの池を作りながらより大きな川となって公園の中を流れていく。 子供達が川に入って水に住む生き物を捕まえたり水を浴びたりして遊んでいる。私は鎌倉と横浜で過ごした子供時代、よく近所の池や沼に住む生き物を捕まえたりして遊んでいた。最近はこのような場所には全く出会わなくなったしそのような場所は遠くに行かなければないだろうと思っていたのだが、このような近所にこんな場所が残っていたのを知り、まるで秘密の宝箱を発見したような気持ちになった。ウォークマンで音楽を聴きながら森の中や小川のせせらぎの傍らを走っていると心が洗われるような気持ちだ。

明日からの写真展に向け、この数日間の休みで精神面・体力面ともにベストコンディションで臨めそうだ。


7/22/98 (水)

必要な荷物を全てバッグに詰めて12:30に渋谷に到着。予約しておいた渋谷東急インにチェックイン、宿泊用荷物を全て部屋に置いておく。本日のオープニングパーティで必要な現金を12万円銀行でおろし、ギャラリー近くの酒屋でオープニングパーティ用のビール4ケース(96本)、ジュース、他を夕方ギャラリーに配達していただくようにお願いした。合計29,110円。13:30にギャラリーに入り、ギャラリーの方々と会場のセットアップを行う。順調に作業が進み15:00には一通り準備が完了した。作品40点と、インターネット接続のパソコン、及びインターネットを通じて皆さんからいただいたメールが展示されている状態だ。BGMを流しながら作品を見てみると、なかなかよい雰囲気だ。

980722その1 1時間ほど外で時間をつぶして16:00頃ギャラリーに戻ると、福住さんが出来上がった写真集(「カルチブック・ライトG」で作ったもの)を持って既にいらしていた。写真集は素晴らしい仕上がりだ。通常、写真を印刷するとオリジナルと比べて違う色が出る事が多いのだが、会場に展示しているプリントと比べてみてもほぼ100%忠実な色が出ている。10部をいただき、会場のインターネット端末の横にカルチブックの説明パンフレットと一緒に展示させていただいた。

既に仕出し屋さんも来ていて、準備を始めている。一人3,000円のコースを30人分頼んでいて合計消費税込で94,500円だったが、料理を見ると普通のパーティ会場で出る料理とほぼ同じ内容だ。3,000円は安いように感じる。

980722その2 17:00にピープルワールドの丸山さんがパソコンのディスプレイとマウス、Peopleのパンフレットを持って到着。予めセットアップしておいたノートブックPCと接続する。まだPHSが到着していないのでネットワークには繋がっていないが、取り敢えずハードディスク上のhtmlファイルでホームページの内容を見る事ができるようになった。

17:20に写真撮影をお願いしていた皆川夫婦が到着した。大きな花束をいただく。17:30に酒屋から飲み物が到着。やはり、ウィークディに17:30にパーティを開始するのは無理があるなぁ、と思いつつ、取り敢えずその時間にいた5名で乾杯をする。乾杯を終えた直後に大学写真部の先輩の小野さんが到着、小野さんにお願いし再度乾杯を行う。

980722その3 その後、大学写真部大先輩で日本では祭りの写真の第一人者である芳賀日出男先生、学研CAPA編集部副編集長の長瀬さん、同じ会社の柏木さん、中村さん、寺内さん、舟越さん、白石さん、佐々木さん、土田さん、浅見さん、須田さん、阿部さん、広橋さん、金原さん、福岡からこの日のためにわざわざ出張してきて下さった照屋さん、以前の仕事で大変お世話になったお客様の森谷さん、以前の写真展でお知り合いになった永田さん、ネット関係友人の藤本("ZIKI")さん、岩佐("東山")さん、吉村("あすか")さん、学生時代の友人の藤永さん、酒巻さん、平さん、中島さん、以前同じ仕事でお世話になって現在別の場所で活躍されている真田さん、小川さん、倉上さん、井戸さん、と、次々に到着される。皆、いつも大変お忙しい方々だし、平日のこの時間に仕事を終えて会場に来る大変さは私もよく分かる。このように大勢の方々に来ていただけるのは本当にありがたいことだ。

楽しい時間はすぐに過ぎるのは世の常のようで、19:15に一通り集まった皆さんにご挨拶をした後、あっという間に終了時間の19:30になってしまった。福住さんが作ってくださった写真集は非常に好評で、非売品にも関わらず小川さんと金原さんが5,000円で1部づつ買って下さった。最後に以前私の上司で現在別の会社に勤めていらっしゃる小川さんに三三七拍子をお願いして宴を終えた。

今回、一人2,000円の会費制にしたので、合計約60,000円集まった。オープニングパーティの経費全体の約半分を賄えたことになる。写真展全体の経費は何とか予算内に納まりそうだ。

20:30から浅見さん、藤本さん、皆川夫婦、平さんとカラオケに行き、23:00まで楽しんだ後、散会する。東急インに戻り、24:00就寝。ひとまずオープニングは無事終了した。明日からいよいよ初日だ。


7/23/98 (木)

9:30に起きる。会場近くのホテルに泊まるのは非常に楽だ。ホテルをチェックアウトし、近くの喫茶店でモーニングサービスで朝食を取り、10:00にギャラリーに入る。

10:30頃、ご年配の方と飛行機の写真の話をしているうちに、飛行機の話で盛り上がってしまう。戦時中、陸軍航空隊の燃料関係の整備をなさっていたそうで、私自身元々飛行機を撮りたいために写真を始めたこともあって、実際に体験された話が非常に面白い。九十七式司偵、一式戦、百式司偵、bf109, bf110, P40等の脚の収納メカニズムの違いによる翼の剛性や翼に装備する機銃に与える影響、B29やB17の排気タービンや飛行安定性、零式戦の急降下に伴う旋回特性が米軍に狙われたこと、戦後になって米軍が四式戦・疾風を高オクタン燃料と高品質プラグでテストしたところ日本側で計測した最高速624Km/hをはるかに超える690Km/hが出た(ここまでは有名な話)がしばらく飛ばしている間に設計基準を超えて使ったためか壊れてしまったこと(ここはウラ話)、等、実際に体験した方でないとなかなか聞けないお話ばかりで、つい1時間程話し込んでしまった。航空機マニアにとっては、多分非常に面白い話なのでないだろうか?

11:30頃、阪井("OOH LALA")さんがいらっしゃった。実はOOH LALAさんはお会いするのは今回で二回目。インターネットのホームページでお互いにリンクさせていただいたのが2年程前で、OOH LALAさんの"Into The Light"という写真展の案内をメールでいただいたのが今月初め、実際にOOH LALAさんの写真展に伺って初めてお会いしたのが先週の土曜日だった。ご本人はとても魅力的な方だ。OOH LALA'S PHOTO PAGEでOOH LALAさんの作品を見る事ができる。実際に会った事もなく参加するネットも違うのに知り合いになれるのはインターネットならでは、だ。私の作品の中では、タイのプーケットやモルディブの椰子の葉の写真が気に入って下さったとのこと。今日のギャラリーの当番に行く前に立ち寄って下さったそうだ。

11:40頃、両親と妹、姪の由佳ちゃん(3歳半)と甥のタカキ君(3ヶ月)が来る。由佳ちゃんは広い会場でおおはしゃぎで駆け回る。数十分程作品を見た後、食事に出かけた。

12:00頃、ギャラリーの上の階で行っている写真教室の生徒さん達が十数名、昼休みを利用して立ち寄られる。ご年配の上品な女性が多い。このようにいつまでも色々なことに興味を持って楽しむのは非常によいことだ。

13:00頃、数年前に同じ会社に勤められていて結婚退職された大橋さんが2歳半の娘さんといらっしゃった。すっかりお母さんが板についている。まだインターネットにパソコンを接続されていないそうなので、早速People入会を勧める。

13:10頃、ネット友達の生井("純朴")さんが来る。生井さんは銀行員だ。仕事を抜け出してきたそうで、会場で作品や資料を見ていただいた。

14:00頃、両親と妹が昼食から帰ってきた。おにぎりを買ってきてもらったので、会場の横で食事を済ます。タカキ君は、話し掛けると一生懸命赤ちゃん語で「アブアブアブアブ」と、とてもいい表情でしゃべる。まだ3ヶ月なのに時々寝返りを打とうとする。将来大物になるかもしれない。

17:00頃、仕事でお世話になっているデジタルガレージの伊藤穣一さんと中村隆夫さんから花束が届く。2週間程前に仕事で打ち合わせを行った際に写真展の案内をお渡ししたのだが、非常に多忙な方々なのにも関わらず憶えていて下さっていて、大感激。花を届けて下さった花屋さんも、伊藤穣一さんのファンだそうだ。

18:30頃、ネット友達の和知("akituki")さんと三澤("ダッチ")さんがいらっしゃった。和知さんは同じ勤務先の荻野("桃ちゃん")さんと一緒に買ったクッキーを持ってきて下さった。ご馳走様です。皆で写真を撮ったり、オリジナルプリント・写真集・ホームページ上の画像の写真の品質の違いについて実際に同じ写真で見比べて話をしていると、以前仕事でSIプロジェクトをご一緒した和田さんがいらっしゃった。実際に和田さんが私のHPを見て送って下さったメールが壁に貼ってあるのを見て笑っていた。

写真展初日は無事終了。ご年配の写真好きの方々は、カルチブック(写真集)に興味を持たれる方が多い。原稿作成も含めて25万円で30冊を作れるので、30人ほどでグループ展を行なう際に写真集を作ると一人1万円弱を出せば1冊受取れる計算だ。改めて写真展会場で展示するのは非常に有効な宣伝方法だと感じた。

akitukiさんとダッチさんの3人で近くの店で軽く飲みながら夕食を取り、帰宅する。

この2日間の内容をまとめてHPにアップし終えたのは午前2時半。一旦家に戻って思い出しながらその日の内容を書くのは時間が掛かり過ぎるので、明日はもう一台パソコンを会場に持っていってリアルタイムに入力しようと思う。


7/24/98 (金)

7:00起床。会場で写真展日記を書けるように仕事でいつも使っているIBM ThinkPad 560Eをバッグに詰めて家を出る。このPCは出張する際に海外を含めて様々なところに持っていっているが、一回もハードウェア面でのトラブルに会ったことがない頑丈なマシンだ。二日間続けてジョギングしていなかったので中央林間のエグザスに行き40分程ジョギングをした後、渋谷に10:20到着。銀行に寄ってからギャラリーに入る。ドイフォトプラザ渋谷に今回の写真展の経費とプリント代合計416,430円を支払う。これで写真展関連の大きな出費は終わりだ。

学生時代の友人の大谷さんからお祝いが届いていた。「小鼓」という吟醸酒が2本。大谷さんからはいつも写真展の度にお酒をいただく。このお酒は週末に来たお客さん達と飲むことにした。大谷さん、どうもありがとうございます。(大谷さんと一緒に飲めないのがちょっと残念)

しばらくすると丸山さんがPHSを持って到着。Peopleにはすぐに繋がった。....が、2回目に接続しようとすると繋がらない。何回か試してみてもやっぱり繋がらない。おかしい。Peopleのホスト自体が落ちている可能性もあるので、しばらく時間をおいてから再度試すことにした。....が、1時間後に試してもやはり繋がらない。念のためと思い、このPHSで自宅に電話をしてみたがこれも繋がらない。よく液晶表示を見ると電波の受信状況を示すアンテナが表示されていない。考えてみたら最初に接続できた時はPHS用ブースター(電波の増幅器)を使用していたが、電波受信状況がよいようだいうことでこれを片付けていた。これが原因だったようで、再度ブースターを設置したらあっさりと繋がった。これで会場からネットサーフィンとHPのアップデートが出来る環境が整った。

....と、いうことで、これは会場からリアルタイムにお届けしています。

13:30頃、ネット友達の宮坂("リエ")さんが大きな花束を抱えて到着。リエさんはパソコン通信Peopleで「快適一人暮らし」というパーティ(フォーラム)のプロデューサー(シスオペ)を担当されていて、現在は理科系の大学に通う4年生だ。花束はパーティスタッフ一同からのものだった。皆様、ありがとうございました。

14:30頃、8年前にモルディブで知り合いになった木村さんがいらっしゃった。木村さんはいつも海外のあちこちで仕事をされていて、モルディブでお会いした時も現地で世話係をなさっていた。この時期、たまたま日本に帰っていたらしい。そう言えば、5年前に写真展を行なった際にもたまたま日本にいらっしゃって写真展を見に来て下さっていた。今回お会いするのは前回の写真展でお会いしてからなので5年ぶりになる。ちなみに、一昨日のオープニングパーティに参加された永田さんは、木村さんに紹介されて5年前の私の写真展に来て下さったそうだ。木村さんは現在オーストラリアのシドニーに留学されているとのことだ。

15:30頃、大学写真部先輩の松本さんがいらっしゃった。松本さんはプロの写真家であり、スタジオも経営されている。世界中を旅されていることもあり、今回出展した写真の場所を数多くご存知だった。ホームページのご説明をしたところ、写真展日記に興味を持たれていた。後で写真展日記が完成した際に、プリントをお送りすることにした。

15:50頃、会場からネットにサインオンすると、今朝酒をいただいた大谷さんから早速「HP見ました」というメールが届いていた。大谷さんは神戸に住んでいて渋谷の写真展会場から約500Km離れているのだが、改めて距離が離れていてもリアルタイムに近いコミュニケーションが可能なインターネットの面白さを肌で感じる。

16:00頃、ネット友達の落合("すずめ大王")さんが到着。今日は代休でお休みらしい。早速ワインを差し上げる。すずめ大王さんは航空機写真やEOS系レンズについて非常に造詣が深い。すずめ大王さんのホームページには彼ならではのハイレベルな情報が満載だ。すずめ大王さんはこの写真展日記をマメにチェックして下さっているらしい。実は今日パソコンを持ち込んだのも、昨日彼がPeopleの彼の会議室で「会場からリアルタイムに写真展日記を更新しないんですか?」と質問されたのがきっかけだった。

16:30頃、根本さんがいらっしゃった。根本さんは、10年前の1988年の夏、銀座コダックイマジカで初の個展を行なったきっかけを作ってくださった私の写真の恩人だ。当時、私は築地のオフィスに勤務していて、撮影したコダクロームをいつも銀座コダックイマジカで現像していたが、そこで私の作品を見て「永井さん、来月うちで写真展やってみない?」と声を掛けて下さったのが当時この店で担当されていた根本さんだった。今回お会いするのがほぼ10年ぶりだ。本当に懐かしかった。

17:00頃、加藤さんが到着。加藤さんは3年前まで会社で一緒に仕事をさせていただいた方で、現在は別の会社に勤務されている。今日は写真展のためにわざわざ早退して来て下さったそうだ。

17:30頃、大学写真部先輩の杉田さんがいらっしゃった。杉田さんもプロの写真家で、昨日まで数寄屋橋の富士フォトサロンで行われた「早慶写真部OB・OGによる第6回写真の早慶戦」の全体の幹事をなさっていた。私が大学時代に所属していた写真部の先輩にはプロで活躍されている方が多いが、杉田さんもその一人だ。

18:00頃、大学4年の時に同じ研究室だった津田さんが旦那さんと一緒にいらっしゃった。津田さんは現在東芝に勤務されている。5年前の写真展では、休日にヨチヨチ歩きを始めたお子さんと一緒にいらっしゃったが、今日は会社の帰りに立ち寄られた。

今日は午前中はほとんどお客さんが来なかったが、14:00頃から大勢いらっしゃった。明日からの2日間の週末で、大勢のお客さんが来られるだろう。


7/25/98 (土)

今日も7:00起床。昨日と同じく中央林間のエグザスに行き40分程ジョギングをした後、渋谷に10:20到着。

ゲストブックを見ると、既に二名のお客さんが帰られた後だった。その中に9年前にキャノンサロンで写真展を行なった際にお世話になった大野さんが入っていた。大野さんは、人のふれあいをテーマに、廃校になった生徒さん達を追いかけた作品や、家族の写真等、とても心が温まる写真を撮り続けていらっしゃる方だ。既に写真展も数回行い週刊誌等でも数回写真が取り上げられたことがある。大型カメラで撮影された落ち着いたモノクロトーンの作品の上に表現される人間のふれあいには、いつも感動させられる。2日前に電話をいただき、「土曜日、写真を撮りに行く前に立ち寄ります」と連絡をいただいたのだが、タッチの差ですれ違ってしまい、とても残念。

12:00頃、会社で私が参加しているプロジェクトの開発全体を担当されている金武さんが奥様と一緒にいらっしゃった。モルディブの写真を見て、「ちょうどモルディブに行こうかという話をしていたところだった」とおっしゃっていた。新婚旅行でサンディエゴにも行かれたことがあったそうだ。

12:30頃、大学の写真部で現役学生の谷さんと岡田さんが到着。CAPAの記事は現役学生の彼らの間でもメーリングリストで情報が流れたそうだ。私達が学生だった15年前は部室に置いてある連絡帳でこのような情報を交換していたが、考えてみれば私も現在はメールで多くの用事を足している訳で、改めて時代の移り変わりを感じる。

13:00頃、未来メディア研究交流会でご一緒している伊藤さんが可愛い高校生の娘さんと一緒にいらっしゃった。未来メディア研究交流会とは電子メディアの諸問題について研究・討議し、業際的な交流を深めることを目的とした非営利目的の集まりだ。私も昨年まで参加していたのだが最近ちょっと参加をサボっている。(^^;) 伊藤さんはニコンの広報部に勤務されている。「未来メディア研究交流会」を主宰されている竹本さんが現在企画されている同人誌の話も出た。出来れば写真展日記をある程度まとめて掲載していただけるような記事を書いてみたい。

14:00頃、ネット友達の冨岡さん夫婦がいらっしゃった。冨岡さんは外見は私より数歳若く見えるが、実際は私よりも数歳年上で、会社を経営されている。マリンスポーツ関連のオフラインミーティングでよく一緒になる。会場に来るといつもの冨岡さんの調子で「いよっ!巨匠!」とひやかされる。

980725その1 14:30頃、ネット友達の小川("StarChannel")さん夫婦がいらっしゃった。StarChannelさんはPeopleで「星のチャンネル」というパーティのプロデューサーをなさっていて奥さんのかえでさんとはネット婚だ。今日もいつもの通り9ヶ月のお子さんと一緒だった。だいぶくたびれた様子で、よく眠っていた。

16:00頃、大学の写真部の現役学生5人(岡さん、永井さん、長名さん、藤井さん、高梨さん)が到着。長名さんは8月21日から24日にかけて長野県伊那市西春近公民館で写真展を予定されているそうだ。詳しい情報は長名さんのホームページに掲載されている。皆これから集まって隅田川の花火大会に出かけるらしい。やっぱり若いっていいなぁ、と、15年前は彼らと同年代だった私はちょっとおぢさんの気持ちになる。

980725その2 17:00頃、会社でいつもお世話になっている若月さんが到着。若月さんはマーケティングのご経験が長く、現在の仕事で色々と教えていただいている。普段毎日のように一緒に仕事をさせていただいている際にはあまり写真の話はしないので、今回初めて私の写真を見ていただいたことになる。

17:00頃、ネット友達の藤本("ZIKI")さん、薄井("かっちゃん")さん、中山("へな")さん、館("くにさん")さんが到着。その後も江方さん、志村("LAPU太")さん、柳本("あにゃーと")さん、川村("かむら")さん、黒澤("あすなろ")さん、奥原("TOSHI")さん、井村("ちゃい")さん、田中("トム")さん、鈴木("鴉天狗")さん、鵜飼("MASA")さん、太地("タイジ")さん、初山さん夫婦("はっちゃん"&"桐")、村上("う゛ぇるでぃ")さん、岡本("ひつじ")さん、高畑("K-TAKA")さん、濱中("エンゼル☆ハニー")さん、荻野("桃ちゃん")さん、筏井(”MINA")さん、和知("akituki")さん、とネット友達が続々と到着した。

実は今日はオンラインの仲間に集まっていただき、写真展を見た後に飲みに行く日だ。幹事をZIKIさんにお願いしたところ、快諾をいただき、今回開催できたものだ。

オープニングパーティで飲みきれなかった分と皆さんからいただいたお酒を会場で飲んでいただき、集合写真などを写している間に19:00になったので、皆さんには先に店に行っていただき、ギャラリーを片付けてから皆さんを追いかけた。20人以上集まっていて、すごい人数だ。このように皆さんに来ていただいて、本当に嬉しい。皆さん、ありがとう。


7/26/98 (日)

今日は7:00前に起床。一昨日・昨日と同じく中央林間のエグザスに行きジョギングをした後、渋谷に10:00前に到着。昨日、大野さんが早くいらっしゃってお会いできなかったこともあり、今後お客さんに会えなくなるようなことがないよう、10:00までにギャラリーに入ることにした。

11:00、ネット友達の橋本("エブリー")さんが到着。インターネット端末でネットサーフィンをしばし楽しむ。エブリーさんのホームページはエブリーさんがネット上で知り合ったほとんどの人達のホームページへリンクしているので、ここを起点にネットサーフィンしてみるとなかなか楽しめる。

11:30、大学写真部後輩の神園さんが到着。神園さんは現在大学院で勉強中だ。しばし楽しい写真談義。

13:30、同じ会社の小川さんがいらっしゃる。小川さんには現在の仕事で主に技術的な面で大変お世話になっている。来月ご家族と海外に行かれるそうで、どのカメラを持っていくか悩まれているそうだ。

13:45、母方の親戚である康昌叔父さんがいらっしゃる。横須賀からわざわざ渋谷まで足を運んでくださり、感謝。

14:00、昨日のオフ会に参加されて、今朝は羽田に航空機の撮影に出かけられていたネット友達の鵜飼("MASA")さんが到着。今日は強いにわか雨が降ったので、撮影は結構キツかったようだ。この週末は写真展のためにわざわざ長野から出てきて下さった。

14:15、同じ会社の大和田さんが到着。ガジェットフリークの大和田さんは富士のデジカメ(FinePix700)で早速写真を撮っていた。

14:20、同じ会社で秘書をされている林さんが旦那さんと息子さんと一緒にいらっしゃる。4歳の息子さんはハキハキしていてとても礼儀正しい子だ。林さんの育て方がよいのだろう。ところで林さん、再来週会社に戻っても私の席がなくならないようにちゃんと確保していて下さいネ。(笑)

14:45、受付に座っていると、「話を詳しく聞きたい」と声を掛けられる。雑誌の編集を担当されている種田さんという方だった。写真雑誌に写真展レビュー記事を連載されている。30分程、写真展の狙いや海外に出かける動機、インターネットと写真に関する考え方等のお話をする。このような話をしているとなかなか面白く、あっという間に時間が経過してしまう。9月発売の号に掲載されるとのこと。掲載記事用に、予めパブリシティ用にプリントしていた六切プリントの中から作品を2点お渡しする。また、旅行記等にも興味を持たれていたので、後程コピーをお送りすることにした。

17:00頃、同じ会社の佐藤さんがいらっしゃった。お土産をいただく。今、仕事で非常にお忙しいにも関わらずギャラリーに来て下さり、ありがたい。

17:30頃、ネット友達の相澤さん夫婦("ICE CUBE"&"メイファ")がいらっしゃった。このお二人もネット婚で、相変わらず仲がよい。

日曜日だったが、今日は雨が降っていたこともあってお客さんの入りがやや少な目でちょっと残念。

自宅に帰ってから種田さんにお送りする資料をプリントする。撮影旅行記・写真展日記等をまとめると結構なボリュームになった。

なるべく疲れを溜めないように気を付けているが、やはり疲れが溜まってきた。しかし、毎日がとても楽しく心地よい疲れでもある。今晩と明朝は出来る限りゆっくり休みを取りたいと思う。


7/27/98 (月)

今日は8:30前に起床。3日間続けたジョギングは今朝はお休みし、渋谷に10:15頃に到着。8時間近く睡眠を取れたこともあり、ちょっとだけ疲れが取れたような気がする。早速種田さんに昨日プリントした資料を郵送する。

今までに書いた写真展日記を再度チェックする。まとまった時間がないとなかなかチェックが進まないが、写真展の午前中は比較的お客さんが少ないのでこのような作業を行うには好都合だ。

12:00頃、大学写真部現役学生の待井さんがいらっしゃった。写真を真剣に撮っている学生の人達と写真について色々と話し合うのはとても楽しい。待井さんは現在企画が進んでいる現役学生同士の早慶写真展の幹事を担当していて、ギャラリーを探しているそうだ。ギャラリー担当の野島さんにお願いして、ドイフォトプラザ渋谷のギャラリー申込書をいただいた。

14:00頃、ネット友達の石田/飯塚さん夫婦("てだこ"&"あき")さんが到着。一昨日にメールで「月曜日に行くから」とメールをいただいていた。もともとてだこさんはプロの写真家だったこともあって、私がPeopleのPHOTO Plazaという写真のパーティの運営スタッフを担当していた時に一緒にスタッフをなさっていた。てだこさんは他にも「ハーブ研究家」「料理研究家」「アメリカンアート研究家」等、様々な肩書きを持つ非常に多彩な方だ。「月刊ハーブ」で私のホームページを紹介して下さったのもてだこさんだった。

14:45頃、大学写真部の1年上の先輩だった平野さんがいらっしゃった。平野さんとお会いするのは'89年の写真展以来なので9年ぶりになるが、全く変わっていない。懐かしい。

16:00頃、オープニングパーティで「来週、お友達と一緒に伺います」とおっしゃっていた真田さんが川岸さん・野原さんと一緒にいらっしゃる。真田さんは以前同じ会社の同じ部門にいた方で、現在は退職されて大学で言語関係の研究をなさっている。川岸さんと野原さんは同じ大学で研究をなさっている方々で、川岸さんは真田さんのご紹介で私のホームページを見て下さりご感想をメールで送っていただいた。川岸さんと今回お会いするのが初めてだが、このホームページはよく見てくださっているそうだ。

17:30頃、インターネット端末に興味を持たれたようで、ご年配の男性から「このように写真を整理するにはどのようにすればよいのか?」と質問を受ける。スキャナー、各種関連ソフト、パソコンでの管理とホームページでの作品公開の話をする。「ホームページ用に写真を整理した上で、インターネット上にそれを置いておけば、世界中の人達に見てもらえますよ」と私のホームページを紹介すると、俄然やる気になられたようだ。Peopleも紹介する。

18:00頃、ネット友達の神野("CLIPPER")さんが生賀("SHOGA")さんと一緒にいらっしゃる。CLIPPERさんは航空会社で旅行添乗員の資格も持つ方でPeopleでは旅行関係のパーティのアシスタントプロデューサーをなさっており、世界中を旅されている。SHOGAさんは美容関連の雑誌編集をなさっている。CLIPPERさんからは南米に写真を撮りに行くことを強く勧められる。

18:15頃、月刊ハーブ編集部の向田さんがいらっしゃった。向田さんは「月刊ハーブ」で私のホームページを紹介して下さった編集担当者だ。以前、メールで2回程やり取りしたが、お会いするのは実は今回が初めてだ。

18:30頃、ネット友達の辻("MING")さんがいらっしゃった。MINGさんは旅行関係のパーティに参加されていて、2−3日前に会議室で「来週写真展に行きます」とおっしゃっていた。ちゃんと来てくださって嬉しい。

18:45頃、同じ会社の本田さんがいらっしゃった。明日は17:00終了のため、今日中に来なければと会社を早めに退社されたとのこと。お忙しい筈なのにありがたいことだ。

写真展もいよいよ残り1日だ。


7/28/98 (火)

いよいよ写真展も最終日。長かったような短かったような写真展だが名残惜しい。疲れが取れるようになるべく長い時間寝て、今日は8:30前に起床。渋谷に10:30頃到着。

ギャラリーに到着すると、受付に父が座っていた。父は5−6年前まで非常に忙しく働いてきたのだが最近は7月から新しい会社に週3回程顔を出している。今日はちょうど休みの日で写真展も最終日ということもあってちょっと様子を見に来たとのこと。午前中はお客さんも少ないのでのんびり話ができる。この後、横浜に戻って映画「タイタニック」でも見て帰るそうだ。

記名帳を見ると、大学写真部同期で現在弁護士をしている道端さんの名前が書いてあった。今日、早い時間に来てくれたようだ。

12:00頃、40代後半位の男性がインターネットでの写真発表に興味を持たれたようで、話し掛けられる。ホームページを作成した経緯や、今回インターネット端末を置いた狙い等をお話する。Peopleの入会案内を持って帰った。

12:30頃、ネット友達の成田("なりちゃん")さんが同僚の小林さんと一緒に到着。なりちゃんはPeopleの「快適一人暮らし」というパーティのサポーターだ。仕事廻りで渋谷に来て、お昼休みに立ち寄って下さったとのこと。Yakimaの写真を見て、米国ワシントン州にある大学に5ヶ月程留学したことがあるという話をしていた。なりちゃんがいつも持ち歩いているContax T2で写真を撮ってもらった。

13:00頃、「偵察に来たよ」と、ネット友達の和知("akituki")さんが今回の写真展3回目の視察。様子を見てすぐに帰っていった。相変わらずマメな人だ。

13:20頃、40代位の男性からフィルムの種類を尋ねられる。米国の作品が全てコダムロームで撮影していることを知り、コダクロームの発色の美しさに驚かれる。この方は'95年に新宿のオリンパスギャラリーで写真展を開催されたことがあるとのこと。写真仲間との交流でインターネットを使用してみたいそうで、ホームページの作り方等を説明しPeopleの紹介をする。

14:00頃、TV局で雑誌の編集をなさっている田澤さんという方から声を掛けられる。丁度、雑誌の表紙に使う写真を探して写真ギャラリーを廻っていたところで、私の写真がその表紙のイメージにピッタリ合ったそうだ。パブリシティ用に印刷した資料とポストカード数枚をお渡しする。これから編集会議なので、結果を連絡すると言い残して帰られる。

15:00頃、現在就職活動をなさっているという大学生の女性がいらっしゃった。作品をとても気に入っていただいたようだ。「文章を書いています」とペンネームの名刺をいただいたので、後でホームページで検索してみると実は本を何冊か出していらっしゃることが分かった。既に作家としての地位を確立しつつあるのに就職活動をしているのは、余程しっかりした考え方を持っているのだろう。写真展が終わったら本屋で作品を注文してみよう。

15:15頃、プロラボから2名の方がいらっしゃる。この方々も写真を気に入って下さったようで、「次回プリントする際は是非うちで」と勧められた。

16:00頃、TV局の田澤さんから電話をいただく。先程編集会議で写真を使用することに決まり、今後、編集部内の宮田さんを担当者としてお話を進めていくことになった。しばらくして宮田さんから電話があり、ホームページ上で確認した結果Maldivesの夕景の写真を表紙に、波頭の向うにSurfer's Paradiseが見える写真を裏表紙に、それぞれ使用する事に決定したので送って欲しいとのこと。デュープを取っていないため、本日展示が終わる作品をそのまま送付することにした。宮田さんには宅配便を手配していただき、17:20頃作品をお渡しした。

16:30頃、数日前にいらっしゃった森田さんという方が再度いらっしゃって、カルチブックについてより突っ込んだ質問をいただく。福住さんからいただいた作成ガイドなどでご説明していると、丁度福住さんがいらっしゃったので説明を代わっていただく。戦前に撮影したモノクロ写真をレタッチして傷等を除去し、写真集を少数部数作成したいそうだ。後で森田さんと福住さんの間で連絡を取り合うことになった。

17:00、片付けを開始。福住さんも手伝って下さった。セットアップは1時間半かかったが、片付けはパネルを外して不要なものを捨てるだけなので作業は非常に早く完了した。

日本酒が1合ほど残っていたのを発見。半分ずつコップに入れ、福住さんと二人だけでささやかな打ち上げを行う。

「お疲れ様。写真展成功、おめでとう!」

福住さんの乾杯の言葉に、ちょっと熱いものがこみ上げてくる。

福住さんは仕事が残っているとのことで会社に戻られた。明日作品を宅配便で搬出する手配を行い、タクシーで機材を取りに来ていただいた丸山さんにディスプレイとPHS一式をお渡しする。ドイフォトプラザ渋谷の青野さん・立花さんにお世話になったお礼をし、ギャラリーを後にした。

今、家に帰る田園都市線の中でパソコンを使って書込んでいる。もうすぐ中央林間駅に到着する。思えば、もともと今回の写真展を行おうと決心したのも、昨年の9月15日にPeopleのオフから帰るこの田園都市線の中だった。それから10ヶ月間。様々な出来事が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。

今回の写真展は人とのふれあいの大切さを改めて学ぶことができたのが何よりも大きい収穫だ。写真展開催にあたって色々と助けて下さった方々、ネットワークを通じて写真展開催を励ましてくれた友人達、学生時代から写真を通じて付き合ってきた同期・先輩・後輩、写真展活動を通じて知り合った人達、忙しい中で写真展で仕事を2週間も抜けるのを快く了解してくれた会社の人達、そして、私の被写体になってくれた異国の人達.....。 来週から再び仕事に戻るが、写真展を通して得たこの経験は今後の貴重な財産だ。

9ヶ月間書き続けてきた写真展日記も、これで終わりです。
長い間お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
次回の写真展でまたお会いしましょう。

980728その1




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