98年4月

4/03/98 (金)

Pub Materialその2 今日は、午後半休を取って出版社を廻った。

最初に訪れたのはある出版社の自然系旅行誌の編集部。主に記事中心に編集している。担当の方には前日に電話しご都合を伺い、午後2時にお会いする約束をいただいておいた。 担当の方は私の写真を見てしばらく考えた上、「写真としては非常によいと思う。ポスターやカレンダーにするには最適だ。しかし、うちの雑誌に掲載するためにはテーマを絞る必要があるし、実際に読者の役に立つような付加価値を付ける必要がある。旅行記事にしても、椎名誠のような著名人が執筆したものであれば読者は読むが、内容的に余程画期的なものでない限り、一般の人が書いた記事は読者はなかなか読まない。残念ながら当誌では掲載は難しいと思う」とのこと。 確かに雑誌の内容を見ると、突っ込んだものが多く、また動物等の生態に関したものも多い。私の写真のテーマでは掲載する場がないのがよく理解できる。結果としては残念だが、素人の飛び込みによる持ち込みに対して非常に真剣かつ誠実に対応していただき、感謝。

次に訪れたのは、ある旅行情報誌の編集部。この雑誌には私も以前モルディブに行く際にお世話になった。編集部に電話をしたところ、午後4時半であれば時間が空くとの事なので、早めに現地に移動して近くの喫茶店で1時間半程本を読んで過ごし、4時半に編集部に伺った。 担当の副編集長の女性が応対して下さった。一通り写真・旅行記・写真展関連の記事を見ていただいた上で、今すぐに掲載はできないが、将来何らかの企画で必要になった場合には掲載を検討する可能性があるとのことだった。 本来は旅行関連の記事がテーマになるのだが、個人的に写真展関連の記事にも興味を持たれた様子だ。

来週以降も時間を見つけて編集部廻りをする予定だ。最近は土日は休みになる編集部がほとんどで、編集部を廻るためには会社を休むか早めに仕事を切り上げ6時か7時位までに編集部に到着する必要があり、事前に担当の方にアポイントメントを入れておく必要もあるので、確実に廻れる時間を見つけるのがなかなか難しいが、今月中に必要な編集部は全て廻りたい。


Herb

4/15/98 (水)

このホームページのことが誠文堂新光社「月刊ハーブ」98年5月号48ページ目に掲載された。

この雑誌で「インターネットでハーバルライフ」を連載されている石田翠さんが、このホームページの"Graceful Flowers"を紹介して下さったものだ。写真展のことも少し触れていただいている。

今回の写真展の雑誌掲載第一号だ。やっぱり持つべきものはよい友人だ。


4/16/98 (木)

今日も、午後半休を取って出版社を廻った。

最初に訪れたのはある写真雑誌の編集部。電話で編集長にお会いするアポイントをいただいておいた。 インターネットで写真活動をしていることに大変興味を持たれていた。 海外留学中に写真活動をしている方から以前この写真展日記の感想をメールでいただいたことがあり、このことをお話ししたところ、偶然にも編集長もこの方をご存知だった。世の中は狭いものだ。 私の作品については、個性的で爽やかであるというご評価をいただいた。7月号と8月号の口絵の写真スペースは既にほぼ埋まっており海外の作品も多いため、写真展のタイミングに合わせて掲載するのは無理だが写真展の案内は掲載して下さるとのことで、紹介用の六切の写真を一枚選んでいただき、使っていただく事になった。 また、将来の話だが、私の作品の口絵での掲載や、写真展の開催に関するノウハウ等の特集を組む際にここに掲載している情報を使うこと等も検討する可能性があるとのこと。

次に訪れたのはある出版社の旅行情報誌編集部。編集部に電話をしたところ午後5時半に会ってくださるとのこと。急なアポイントに対しても丁寧に応対いただき、非常にありがたい。 担当のデスクの方は一通り写真や旅行記を見て下さった上で、担当の方を紹介して下さった。 担当の方は熱心に資料に目を通して話を聞いて下さった上で、今後必要になった際に連絡を下さるとのことだった。 つい長話になってしまった。


4/24/98 (金)

8日振りに午後の半休を取って一昨日アポイントメントをお願いしておいた出版社に行った。 ここ数ヶ月仕事のピークが続きそうで、なかなか時間が作れないため、半休を取るために前後にしわ寄せが来てしまうこともあって帰りが遅くなる日が続いているが、私の勤務先は、必要な仕事のアウトプットを期日までにちゃんと出し、かつ、仕事の上で他に迷惑を掛けないようにスケジュール管理できれば、与えられた有給休暇の範囲内で自由に休暇を取得できるのがありがたい。GW明け早々に韓国出張があるので、今月中にパブリシティ巡りは目処を付けておきたい。

今日はある写真雑誌編集部に伺った。GW直前で編集部は大忙しとのことだったので、本日直前に電話でご都合を確認をした上でお邪魔した。副編集長の方が応対して下さった。3ページの写真展概要説明書、「写真展FAQ」と「写真展をやろう」のコピーと、半年間に頂いた世界中からのメールのコピー、二つの「旅行記」のコピー、月刊ハーブ5月号等で、ホームページで行っている内容を紹介して、写真展ではインターネット端末を設置したりメールのコピーを置いたりしてインターネットに触れた事がない写真愛好家の方々にインターネットで写真を楽しむ方法をご紹介することを説明し、ポートフォリオや東京湾岸の作品をお見せしてどのような作品を撮っているかをご説明した。 インターネットと写真を組み合わせた様々な楽しみ方や、写真展ノウハウ紹介という点は、ここの編集部が出されている雑誌が特に力を入れようとしている分野であることもあって、非常に興味を持っていただいた。まず、副編集長は自分の権限で写真展案内を出す事は確約して下さった。 また、インターネットや実践的な写真展ノウハウ紹介に関しては、何らかの形で記事に組めるように編集長に対して企画書で起案した上で、結果をメール等で知らせていただけるとのこと。 紹介用の六切の写真のうち5枚を選んでいただき、預かっていただいた。 非常に誠実な方だった。


4/29/98 (水)

今日から私のGW休暇が始まった。写真展まで3ヶ月弱。まとめて写真展の準備を行える最後の連休だ。今後の作業内容を洗い出してみた。

  • 額装

    40点の作品のプリントは額に入れて展示する形になる。過去2回の写真展で使用した大衣というサイズ(約50cmx40cm)の木製の額が38点あるので、これを今回の写真展でも使用する予定だ。不足分2点の額は新たに購入する必要がある。また額装する際、40点のプリントを枠あけした白い厚手のマットにマウントする作業もある。枠あけのカットは素人には難しい作業なので画材店などにお願いする予定だ。近所の画材店で電話で確認したところ大衣の場合はマット代と加工賃を入れて一枚750円とのこと。40点で30,000円だ。 休暇期間中に2点の大衣の額を購入しマット加工を完了させておきたい。

  • 作品説明と作者略歴のパネル

    写真展会場の入口等で、作品の並びの最初に展示しているパネルのこと。自分がこのテーマを何故選んだのか、どういう観点で撮影を続けたのか、撮影をしながら何を感じたのか、等を記述したものだ。必要に応じて作者略歴も入れる。既にこのホームページで風の景色を掲載する際にまとめたものがあるので、原稿としてはこれを一部修正の上、使用することになる。 また、パネル制作を依頼するとコストが高くなるので自分でパネルを作成することにした。 私が使用しているプリンターはA4までしか印刷できないので、拡大コピーをすることを前提にワープロ等で作成したものを印刷し、最終的にパネルとして仕上げるという手順になる。 これも休暇中に目処を付けておきたい。

  • キャプション

    各作品の下に付ける簡単な説明だ。例えばこんな形になる。

      Farukolufushi, Maldives, 1990
      コテージの前の砂浜から見える淡いパープル色の夕暮れに心が洗われます

    ワープロで作成し、それぞれのキャプションを15cmx10cm程度の大きさで印刷、貼パネに張り、会場で両面テープでそれぞれの作品の下に貼るという形になる。これもこの休暇中に仕上げておきたい。

  • インターネットと写真

    今回の写真展のもう一つの狙いは、インターネットを利用した写真の楽しみ方を世の中に紹介することだ。インターネットが非常に普及してきて個人で写真をホームページ上で発表する人が多くなってきたとは言え、世の中全体の写真愛好者のほとんど(恐らく95%以上)の人達はインターネットでの写真の楽しみ方があること自体を体感したことがない。写真とインターネットとを組み合わせた写真表現を世の中に広く紹介していくことは、元々私がこのホームページを1996年の初めに立ち上げた時からのテーマだった。今回の写真展では、以下のようにインターネット上での写真の楽しみ方を紹介する予定だ。

    1. インターネット上の写真の美しさ・プリントされた写真の美しさ

      反射原稿である写真のプリントと、点光源でそれ自体が色を持っているディスプレイ上の写真とでは、色それ自体の性質が全く異なる 特に私の作品のように青い空や海、パープル色の夕景等、鮮やかな色彩が多い作品では、ディスプレイ上に写る写真はプリントされた写真と比べて映えて見える。 逆に、ディスプレイ上で表示される写真はディスプレイの解像度の問題で写真のディテール表現はかなり割愛されてしまっているが、丁寧にプリントされた写真作品の美しさは味わい深い(言い方を代えれば、情報量がはるかに多い)ものだ。 普段インターネットに触れた事がない人達にディスプレイ上で鑑賞する写真の美しさを発見していただき、また、インターネット上の写真が実際に作品としてプリントされるとどのように変るかを見ていただくために、会場にPCを設置することを検討している。 会場に展示されている同じ作品がディスプレイ上でどのように見えるか、また、インターネット上で見て下さった私の作品が実際にプリントするとどのように変るか、その場で見比べていただけるようにしたいと思っている。 ただ、電話回線の問題で、直接インターネットに接続できるかどうかは今後の検討課題。 場合によっては、WWWサーバーではなくPCのハードディスク上のファイルを表示する方法で対応することを検討する必要があるかもしれない。

    2. 人とのネットワーク

      ホームページを見て下さった方々からは非常に多くのご感想をいただいている。先日集計したところ、昨年9月から今年の3月までの半年間で100名以上の方々からご感想のメールをいただいている。 アクセスカウンターから判断すると、150−200アクセスで一人の割合で感想を送っていただいている勘定になる。 都内で写真展を1週間行った場合、ギャラリーによって異なるが、来場者は500名から2000名、感想をノートに書いたり直接話して下さったりする方が数十名程度なので、改めてインターネットのメディアとしての素晴らしさを認識させられる。 今回の写真展では、このインターネットのメディアとしての素晴らしさも紹介したいと考えている。 具体的には、今までインターネットを通じて世界中からいただいたご感想を会場に来て下さった方々に紹介したい。

  • 会場の配置

    上記の内容を元に、会場内の配置を決定する必要がある。実際に見取り図上に書いてみようと考えている。

  • オープニング・パーティの準備

    写真展開催の前日か当日、会場でオープニングパーティを開催する事を考えている。日時を決定し、ケータリングをお願いし、案内状を作成・配送する必要がある。 この休暇中には、概要を決めて案内状のドラフトを作っておきたい。

ということで、この休暇中はやることが目白押しで、充実した休暇になりそうだ。


4/30/98 (木)

ドイフォトプラザ渋谷に電話し、オープニングパーティのスケジュールを確認した。作品展示を写真展開始前日の7月22日に行うので、この日の夕方に行う事にした。ケータリングの業者の方にお願いするとコップや皿等、飲み物以外の全てを用意してくれるが、一人当たり3,000円になるそうだ。前回の写真展の際には宅配ピザをお願いしたが、このやり方だと比較的安く上がる。写真展の一ヶ月前までにどちらかに決定しておきたい。

今日は、相模大野の世界堂に行き大衣の木製額を2個購入した。私の手持ちの額とほぼ同じデザインだ。 また、マット加工も40点お願いした。仕上がりは5月7日とのこと。