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■■■■『プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーへ!』■■■■
「写真がライフワーク」と考える写真家のためのメルマガ
                     http://www.takahisanagai.jp
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■■■今回のポイント■■■
今回号で、『プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーへ!』
は一区切りになります。

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≫≫本メルマガについて≪≪≪

 本メルマガは、「ライフワークは写真」と考える方々に、
 プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーという生き方
 を提案します。

 7つの心得を順番に紹介しています。(詳しくは下記参照)
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/psp/psp-backnumber.html

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第051号:2005/10/30
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■■■目次■■■
【1億2000万人のプロフェッショナル・サンデー・×××××】
【皆様からの声をまとめました】
【最後に一言、お願いします】
【『風の写真館コレクション』より】
【あとがき】

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【1億2000万人のプロフェッショナル・サンデー・×××××】
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このメルマガを始めたのは、自分が色々と試行錯誤して続けてきた
写真活動の考え方が、実は他の方々にもかなり参考になるのではな
いかと考えたことがきっかけです。

本メルマガでは写真家がテーマでしたが、皆様からのフィードバッ
クをいただきながらメッセージを発信しているうちに、この考え方
は、他のアート活動・自己表現活動でも実は同じなのではないかと
考え始めました。

個人的な話ですが、私の妻はピアニストです。

本メルマガを発行するにあたっては、必ず事前に妻にチェックして
もらい、コメントを反映しました。同じ自己表現者としての立場で
の意見を得たかったためです。

そこで分かったのは、音楽の世界でも、本メルマガのほとんどの考
え方が共通するということです。

例えば、「プロフェッショナル・サンデー・コンポーザー(日曜作
曲家)」なる人がいるとすれば、「七つの心得」は以下のようにな
るかもしれません。

【第一の心得】音楽をライフワーク、自己表現手段と捉え、「音楽
 とは何か?」を考え続けている

【第二の心得】数十年という人生の中での長い時間スパンで、自分
 だけの自分の音楽を追い続ける

【第三の心得】最高の作品を奏でる道具として楽器には拘る。しか
 し、楽器には溺れない

【第四の心得】自分の選んだテーマでは第一人者としてプロと同等
 の技術を持つ。但し、技術だけが全てでないことも知っている

【第五の心得】自分の作品に一番厳しい批評家は自分である。

【第六の心得】作品発表の場を、自分で創る

【第七の心得】そして何よりも、音楽を楽しむ



バブル後の15年間が過ぎ、成熟してきた日本社会。

「本物とは何か?」が分かる人達が増えてきているように思います。

いわゆる「少子高齢化」も、社会の成熟化を後押ししています。

全ての人達がクリエーターとなり、自己表現をする社会に成長しつ
つあります。

このような社会で、「本業とは別に、自分の価値観を表現する手段
を持っている」写真家として、「プロフェッショナル・サンデー・
フォトグラファー」という概念を提唱させていただきました。

この考え方は、写真家にとどまらず、

・プロフェッショナル・サンデー・コンポーザー (玄人的日曜作曲家)
・プロフェッショナル・サンデー・ミュージシャン(玄人的日曜音楽家)
・プロフェッショナル・サンデー・ノベリスト  (玄人的日曜小説家)
・プロフェッショナル・サンデー・ペインター  (玄人的日曜画家)
・プロフェッショナル・サンデー・カーペンター (玄人的日曜大工家)
・プロフェッショナル・サンデー・ポッター   (玄人的日曜陶芸家)

等に発展できると思います。

また、第46号でお伝えしたように、プロフェッショナル・サンデ
ー・フォトグラファーという生き方は、本業でもプロフェッショナ
ルとして社会的な責任を果たしてこそ、実現できます。

逆に言えば、本業でプロフェッショナルな仕事が出来ていなければ、
写真の世界でもプロフェッショナルな作品を残せない、ということ
です。

全ての人が表現者として、プロフェッショナルとして、生きていく
ことで、日本の社会はより成熟し、今までとは別の形で発展してい
くのではないでしょうか?



さて、前回までの50通のメッセージで、プロフェッショナル・サ
ンデー・フォトグラファーの姿についてお伝えしてきました。

本メルマガを開始するにあたり、一昨年末に1ヶ月程かけて「プロ
フェッショナル・サンデー・フォトグラファー」という概念を作り、
7つの心得を定義し、それぞれの心得で何が大切なのか、グランド・
デザインを作りました。

『メルマガで何を伝えたいのか?』を徹底的に洗い出し、昨年1月
にメルマガを配信し始めてから、22ヶ月間。

当初お伝えしたかったことは全て語り尽くしました。

そこで、ここで一旦、一区切りとさせていただきたいと思います。

今後は数ヶ月に1回程度の配信に切替えさせていただきたいと思い
ます。

引き続き、よろしくお願いいたします。


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【皆様からの声をまとめました】
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本メルマガで皆様からいただいたお声をまとめましたので、よろし
ければご覧下さい。

http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/psp/readerscomments.html

皆様には、本当に励まされました。
ありがとうございました。

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【最後に一言、お願いします】
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「プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーへ!」、いか
がでしたでしょうか?

今後の参考のために、簡単で結構ですので是非一言お寄せください。

mailto:news@takahisanagai.jp

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【『風の写真館コレクション』より】
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今回は、"Graceful Flowers"シリーズから「箱庭のパンジー -長野
県茅野市バラクラ・イングリッシュ・ガーデン、1996」です。

10年前のゴールデンウィークに、長野県に旅行に行った際に撮影し
ました。英国風庭園の中で、パンジーが力強く咲いていました。

http://www.takahisanagai.jp/collection/News/collection-046.html

『風の写真館コレクション』への登録は下記でどうぞ。
http://www.takahisanagai.jp/collection/collection.html

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【あとがき】
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長い間ご愛読いただき、ありがとうございました。

51回分のメルマガで、本一冊分の分量になりました。

なかなかツテがないのですが、できれば本として出版したいと思っ
ています。

もし、出版社等をご紹介可能な方がいらっしゃいましたら、お知ら
せください。

もう一つのメルマガ「風の写真館コレクション」は、継続してお届
けしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

それではまた、数ヵ月後にお会いしましょう。

                          永井孝尚

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発行人:永井孝尚 mailto:mail@takahisanagai.jp

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 を掲載しています。よろしければお立ち寄りください。

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