━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■『プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーへ!』■■■■
「写真がライフワーク」と考える写真家のためのメルマガ
http://www.takahisanagai.jp
──────────────────────────────
■■■今回のポイント■■■
第七の心得、「そして何よりも、写真を楽しむ」。
今回は、最終回です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≫≫本メルマガについて≪≪≪
本メルマガは、「ライフワークは写真」と考える方々に、
プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーという生き方
を提案します。
7つの心得を順番に紹介しています。(詳しくは下記参照)
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/psp/psp-backnumber.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第047号:2005/09/04
───────────────────────────────────
■■■目次■■■
【前号のポイント】
【第七の心得:写真を楽しむ 4】
【あなたの声を聞かせてください】
【『風の写真館コレクション』より】
【あとがき】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【前号のポイント】
──────────────────────────────
●私は「プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーを一人
選びなさい」と言われたら、迷わずに緑川洋一氏を挙げます。
●緑川洋一氏の本業は歯科医です。大学を卒業し、地元の岡山で歯
科医院を開業した頃から、普段は歯科医の仕事をし、週末は写真に
没頭する生活が始まりました。様々な著名な写真家とも親交を深め
ていきます。
●その後、瀬戸内海の風景を今まで誰も試したことのない様々な手
法で表現し、発表していきます。
●「瀬戸内海のピカピカしたきれいな海を色彩豊かに表現してみた
い」と決心し、試行錯誤を繰り返しながら撮っていった瀬戸内海の
写真は素晴らしい色彩で表現されています。「色の魔術師」と絶賛
され、勲四等瑞宝章受賞も受賞されます。
●下記の富士フィルムのサイトで、緑川洋一氏の作品とインタビュ
ーをご覧いただけます。
http://www.fujifilm.co.jp/photographer/2001_01midorikawa/index.html
●緑川洋一氏も、上記サイトのインタビューの中で、「まずいちば
んに自分自身で楽しむこと」と述べられています。これに加えて、
歯医者の仕事も一生懸命やったことも重要だと思います。
●本業でもプロフェッショナルとして社会的な責任を果たせない限
り、写真でもプロフェッショナルとして作品は残せない、というこ
とです。
●好きなことを夢中でやる。
●仕事か趣味かに関わらず、しっかりした志を持ちつつ、ライフワ
ークとして取り組む。
●この結果が作品に残る。
●現代こそ、緑川洋一氏のようなプロフェッショナル・サンデー・
フォトグラファー的な生き方が我々に求められているのかもしれま
せん。
ということでした。
下記で前号について詳しくご覧いただけます。
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/psp/psp46.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【第七の心得:写真を楽しむ 4】
──────────────────────────────
第七の心得の最後に、第32号でもご紹介したウィンストン・チャ
ーチルの言葉を引用させていただきたいと思います。
誠実でなければ人を動かすことはできない。
人を感動させるには、自分が心の底から感動しなければならない。
自分が涙を流さなければ、人の涙を誘うことはできない。
自分が信じなければ、人を信じさせることはできない。
第32号でこの言葉を引用したのは、作品を選ぶ基準は自分自身が
心の底から感動しているかどうかである、ということを示すためで
した。
ここで、改めて、写真を撮り続ける動機として、この言葉を引用さ
せていただきます。
まず、自分が感動すること。
自分が感動しなければ、他人を感動させることはできません。
チャーチルの言葉は、言い換えると、常に自分らしく生きる大切さ
を述べているのではないでしょうか?
自分は世の中に自分一人しかいない。誰にも代え難い自分。
自分は、常に自分らしくありたい。
感動しているときは、素直に感動していることを、
悲しいときは、素直に悲しさを、
信じているときは、素直に信じていることを、
表現する。
ビジネスの現場では感情を抑えなければならない場面も多いと思い
ますが、自己表現の場では感動や悲しみを抑える必要はない筈です。
第七の心得、「そして何よりも、写真を楽しむ」ためには、自分に
素直になるということがカギなのかもしれません。
さて、第七の心得は今回で終わりです。
前回もお知らせ致しました通り、「第七の心得」を以って、本メ
ルマガは一旦一区切りとなります。
現時点では次号以降のスケジュールは下記のように考えています。
(但し、変更の可能性もあります)
第48号:9月18日(日)配信
第七の心得のまとめ
第49号:10月2日(日)配信
全体の心得まとめ(1):第一の心得から第四の心得まで
第50号:10月16日(日)配信
全体の心得まとめ(2):第五の心得から第七の心得まで
第51号:10月30日(日)配信
今後のプロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーの姿
第52号以降は不定期で写真に関するメッセージを配信させていた
だこうと思っております。
引き続きお付き合いをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【あなたの声を聞かせてください】
──────────────────────────────
あなたのご意見・ご質問・ご要望を聞かせてください。
mailto:news@takahisanagai.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【『風の写真館コレクション』より】
──────────────────────────────
今回は、"Graceful Flowers"シリーズから「ボタン状の花 - 柏木牧
場、1995」です。
初夏のハーブ園で、グーリンの葉の中に白いボタン状の花が淡く浮
かんでいました。
http://www.takahisanagai.jp/collection/News/collection-042.html
『風の写真館コレクション』への登録は下記でどうぞ。
http://www.takahisanagai.jp/collection/collection.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【あとがき】
──────────────────────────────
以前もお話したかもしれませんが、私はカラープリンターを持って
おりません。
自宅にあるのは、4年前に格安で買ったモノクロ・レーザー・プリ
ンター1台だけです。
しかしデジカメ生活を楽しんでいます。
実は、写真店のデジカメ・プリントを使っています。
ネット経由で画像をアップして注文し2時間後には受け取れますし、
注文の際にも色彩補正をしない、枠を付ける・付けないといったオ
プションも可能なので、とても便利です。
仕上がりも結構気に入っています。
最近は料金も安くなりましたので、大変重宝しています。
ランニング・コストそのものを比較しても、1枚当りのコストは、
自分でプリンターで印刷しても、写真店にお願いしても、実はあま
り変わらないのですよね。
加えて、前者の場合はプリンターも購入しなければならないことを
考えると、コスト的には写真店のデジカメ・プリントは結構いい選
択肢なのではないかと思う今日この頃です。
しかも、プリントに失敗したりしてストレスが溜まらないのが何よ
りもいいですね。
では、また。
永井孝尚
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人:永井孝尚 mailto:mail@takahisanagai.jp
『風の写真館』http://www.takahisanagai.jp で作品やコラム
を掲載しています。よろしければお立ち寄りください。
●ご意見・コメント・ご質問はこちらまで
mailto:news@takahisanagai.jp
●登録・解除・バックナンバー閲覧はこちらまで
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/photoexhibition.html
●このメールマガジンは、 まぐまぐ http://mag2.com/ 、
melma! http://melma.com/ のシステムを利用し
配信しています。
●メルマガ【プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーへ!】
は無料です。
●本メルマガは自由にお友達に転送ください。
転送いただく場合は、編集せずに、メルマガ全体をそのままお送
りいただきますようお願いいたします。
Copyright(C), 2004-2005 永井孝尚