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■■■■『プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーへ!』■■■■
「写真がライフワーク」と考える写真家のためのメルマガ
http://www.takahisanagai.jp
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■■■今回のポイント■■■
今回は写真展に必要な作品点数について考えてみました。
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本メルマガは、「ライフワークは写真」と考える方々に、
プロフェッショナル・サンデー・フォトグラファーという生き方
を提案します。
7つの心得を順番に紹介しています。(詳しくは下記参照)
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/psp/psp-backnumber.html
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第039号:2005/05/15
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■■■目次■■■
【前号のポイント】
【第六の心得:作品発表の場を、自分で創る 5】
【あなたの声を聞かせてください】
【『風の写真館コレクション』より】
【あとがき】
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【前号のポイント】
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●写真展開催の方法については、私の下記ホームページで詳しく説
明していますが、ここではエッセンスを紹介します。
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/qanda.html
●ギャラリーを選ぶ際の考慮点は何でしょうか?
●写真ギャラリーは2種類あります。
●一つは自分でお金を払って写真展の期間中ギャラリーを借りるも
の。ギャラリーにレンタル料金を払い空いていればいつでも開催で
きます。作品の質は保障されません。
●もう一つはギャラリー審査に受かれば無料で写真展会場を貸して
くれるもの。厳しい審査がありますが、審査通貨後はレベルを保証
され、一般的に世の中では高く評価されます。審査に落ちた場合に
改善点を指摘してくれるギャラリーもあり、このフィードバックを
得て、自分の作品をより高める事ができます。
●是非後者の写真展を行う事をお勧めします。苦労が多い分、達成
感は非常に大きいものです。
●また、ギャラリーにより以下のように違いがあります。ご自分の
優先順位に従って決定してください。
・自社製品の利用を義務付けるか?
但し、建前としてこのように言っているケースと、本当に自社製品
使用しか受付けないケースがあります。個別に確認されるとよいで
しょう。
・来客数
立地条件等により、大きな違いがありますし、来場者の多いギャラ
リーは応募が殺到し審査は厳しくなります。
・ギャラリーの性格
例えば、ドキュメンタリー中心、コマーシャル系写真中心、風景自
然写真中心、等の違いがあります。写真ギャラリー巡りで傾向を掴
みましょう。
・交通の便
多くの写真ギャラリーは銀座・新宿等、交通の便が極めてよい一等
地にありますが、ギャラリーによっては初めて行く人にとっては分
かりにくい場所にあったりします。
・ギャラリーのオープン時間
ギャラリーによっては日曜祝日は休館になるところもあります。ギ
ャラリー側と写真展の打合せを行ったり、来場者のことも考慮する
必要があります。
ということでした。
下記で前号について詳しくご覧いただけます。
http://www.takahisanagai.jp/photoexhibition/psp/psp38.html
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【第六の心得:作品発表の場を、自分で創る 5】
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引続き、写真展開催の方法です。
●何点位の作品を用意する必要がありますか?
通常の写真展では、作品数は40−50点位の場合が多いようです。
作品数を決定するにあたっては、以下を参考にしてください。
・ギャラリーの壁面長の合計
例えば、東京・数寄屋橋にある富士フォトサロンでは、サロン1か
ら3の3種類があり壁面長は26mから47mあります。また、東
京・新宿東口にあるコニカミノルタプラザでは、ギャラリーAから
Cの3種類があり壁面長は29.8mから45.0mになります。
各ギャラリーで用意しているギャラリー使用申込書に壁面長が明記
されているので、確認しましょう。
また、ギャラリーによっては、移動式展示パネル等を使用して展示
スペースを増やせる場合もあります。
・作品のフォーマット
写真展企画の際に、予め作品を展示するフォーマットを考えておく
必要があります。
例えば、大四切プリント(35cmx28cm)を木製フレームに
マット加工して展示する場合を考えてみましょう。
35mmフィルムをノートリミング・横位置でプリントする場合、
作品がプリントされる部分は、余白(リバーサルの場合は余黒)の
部分も考慮すると、33cm×22cmになります。
このプリントを木製フレームに収める場合、マット加工で上下左右
10cmづつの余裕を取るとして見積もると52cm×42cmに
なります。これに合うサイズのフレームは大衣(だいころ)という
形式で52cm×40cmになります。
このフォーマットで作品を並べることを想定し、ギャラリーの壁面
長を考慮して作品数を決定します。例えば、上記フォーマットで作
品は全て横位置、フレームの間隔10cmで、壁面長30mのギャ
ラリーに展示する場合、作品数は約48点になります。
また、作者のメッセージや略歴を説明したパネル等も必要ですので、
これらの長さも予め使用する壁面長を計算する際に考慮しておく必
要があります。
実際に写真展のギャラリーで、展示方法・展示点数・作品のプリン
トの大きさとフレームの大きさ・作品以外の説明資料が占める大き
さ・等をチェックしてみると、参考になるかと思います。
・写真展審査で必要な作品点数
審査のことだけを考えると、提出する作品数は必ずしも展示点数に
満たなくても構いません。例えば、各ギャラリーの展示申込書によ
ると、提出作品数は、富士フォトサロン15点以上、コニカプラザ
30点、コダック フォト サロン20−30点となっています。
しかしながら、セレクションの過程で作品数は少なくなっていきま
すし、審査を通過してから写真展開催までの期間は限られており、
写真展開催決定後は多くの時間を写真展準備に割く必要があります
ので、審査に受かった後は新規に作品は撮れないと考えておいた方
がよいでしょう。
従って、審査の時点で出来上がっている作品数は、展示点数の2−
3割増(例えば40点展示する場合は50点程度)を目安にすると
よいのではないかと思います。
次回も、引続き写真展企画の実際についてご説明します。
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【あなたの声を聞かせてください】
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あなたのご意見・ご質問・ご要望を聞かせてください。
mailto:news@takahisanagai.jp
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【『風の写真館コレクション』より】
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今回は、"Graceful Flowers"シリーズから「白い花 - 柏木牧場、
1995」です。
初夏の日、柏木牧場で見つけた白い花です。白い花の周りが青い光
でにじんでいたり、茎が幻想的に表現できたのは、ソフトレンズの
効果です
http://www.takahisanagai.jp/collection/News/collection-034.html
『風の写真館コレクション』への登録は下記でどうぞ。
http://www.takahisanagai.jp/collection/collection.html
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【あとがき】
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ゴールデンウィークが終わって早くも1週間。
皆様はどんな休みを過ごされましたか?
引越しの後片付けもあった関係で、うちは自宅で過ごしました。
旅行先で新しい出会いや発見を楽しむ休みもよいですが、自宅で
ゆったりと過ごす休みもよいものですね。
ただ、ここ1−2年間というもの旅行に行っていないので、そろ
そろまた出かけたいなぁ、と思っています。
では、また。
永井孝尚
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